総合計画市民意識調査では、約9割が「小田原市は住みやすい」「今後も住み続けたい」と回答があり、自然環境の豊かさや交通の便の良さが評価されています。また、ここ数年は小田原市への転入者が増えており、やはり地域資源や交通利便性などが評価されています。これからも地域資源に磨きをかけ、安心して住み続けられる小田原を強く発信する施策を提言していきます。
小田原駅周辺では、大型マンションの建設が進み移住者の住まいの受け皿として期待されており又、国府津駅では駅前ロータリーが拡張し民間による新しいコミュニティも広がりをみせ、古い街並みと一体化した力強いまちづくりが進められています。この流れを止めぬよう、規制緩和等により民間開発事業者が参入しやすい環境を整え駅周辺の再開発を促進すべきと考えます。
観光客1,000万人を目指すことを提言し、市の観光戦略ビジョンにも反映して頂いた事から、忍者をコンテンツとした観光施策、小田原城、かまぼこ通り・板橋地区、小田原漁港をつないだ回遊促進施策、三の丸地区の整備等、様々な施策を提案してきました。令和3年には、小田原市観光交流センター、小田原三の丸ホールが開館し、旧市民会館の除却も開始される事から、跡地活用も含め三の丸構想実現に向けた議論を進めて参ります。
行政と民間が手を携えることで、より良くなることがあれば、協力して取り組んでいくべきであり、今後も行政と民間の架け橋となる存在として活動して参ります。
かまぼこ通り周辺地区では、公民連携のもと山車小屋、神輿小屋、店舗の修景、景観に配慮した道路整備などが進められ、全国から注目されるまちに成長してきました。昔から続くお祭りには、地域コミュニティの活性化、観光資源という重要な役割があり、保存・継承に向けた市の支援を要望していきます。